用語集

肝臓に発生する腫瘍の一種で、肝臓を構成している肝細胞に由来するがんのことです。肝細胞がんは、慢性肝...

原因に関わらず、肝臓が大きくなることです。原因としてはうっ血、炎症、悪性新生物、代謝物質の蓄積など...

腹部に生検針を刺し、肝臓の組織の一部を採取する検査です。様々な肝臓疾患の原因や病態を把握し、診断や...

コーマともいいます。肝硬変が進行した場合や劇症肝炎などの重篤な肝障害があって、肝臓の機能が果たせな...

肝不全になると、食後の糖の取り込みが障害され、高血糖になりやすい一方、肝臓でのエネルギー貯蔵がうま...

肝性昏睡とほぼ同意です。肝性脳症は軽度から重度まであり、重度になると昏睡状態に陥ります。

肝線維症は、肝臓内でコラーゲンなどの細胞外基質が過剰に蓄積し、それらが結合した組織が増加（肝線維化...

肝細胞がんに栄養や酸素を送っている動脈を薬剤によってふたをすることで、がんをいわゆる「兵糧攻め」に...

肝嚢胞は、肝臓のなかに液体のたまった袋ができる病気です。主として人間ドックなどの超音波検査によって...

肝庇護療法は、ウイルスを攻撃するのではなく、肝臓の機能を正常化することで症状の進行を抑えようとする...

肝不全はウイルス性肝炎、肝硬変、アルコールや薬物による肝障害など、あらゆる肝臓の病気の結果として生...

身体の外から診るだけでは分からない体内の病気や様子（腫瘍、梗塞、動脈瘤等）を画像化して、異常がない...

お酒の飲み過ぎ・肥満やある種のお薬などにより、γ-GTPがたくさんつくられるようになります。そのた...

ウイルスを体内に保有している人を指します。

急性肝炎とは、主に肝炎ウイルスが原因でおこる急性のび慢性疾患で、黄疸、食欲不振、嘔気嘔吐、全身倦怠...

劇症肝炎や急性肝不全により肝機能の低下が進むと、血液中に老廃物や毒素、肝細胞の再生を妨げる物質が蓄...

B型肝炎訴訟における給付金とは、幼少期の集団予防接種での注射器の使い回しが原因でB型肝炎ウイルスに...

進行した肝硬変の人に見られる症状の一つです。胸や肩、二の腕などに、クモが足を伸ばしたような形の赤い...

肝庇護療法に使用される主な薬剤の一つです。マメ科の薬剤植物である甘草（カンゾウ）から抽出された成分...

血液中の血漿だけを交換するので血漿交換法と呼ばれます。病因物質を除去するためには、まず血液から血漿...

血小板は、骨髄中の巨核球の細胞質から産生され、通常約10日間血液中を循環した後、主に脾臓で処理され...

血清タンパク質の一つです。血漿（けっしょう）総タンパク質の約6割を占め、栄養・代謝物質の運搬、浸透...

輸血や注射器によって感染するウイルス性肝炎で、B型、C型、D型肝炎がこれにあたります。

ウイルス感染症の診断方法として最も確実なのは、原因となるウイルスを検出することです。しかし実際にウ...

総ビリルビンは血液を循環する黄色の色素のことです。人間も含め尿や便の黄褐色は、このビリルビンに由来...

ビリルビンは赤血球の中のヘモグロビンからつくられます。赤血球の寿命は約120日ですが、寿命が尽きて...

血液を採って（採血法）得られた血液を利用して症状などを調べる臨床検査のことです。

人の血液を原料として製造される医薬品の総称です。全血製剤（一般的に「輸血」と言われるもの）、血液成...

不顕性肝炎が、症状が出現しない肝炎に対し、急性肝炎を起こし症状が出現したものを示します。

急性肝炎の中でも特に重症のもので、高度の肝機能不全と意識障害（肝性脳症、肝性昏睡と呼びます）を特徴...