プロパゲルマニウム製剤とは
読み方
ぷろばげるまにうむせいざい
B型肝炎ウイルスの増殖や活動性を抑制する抗ウイルス療法ではなく、免疫機能の活性化によりB型肝炎ウイルスへの抵抗力を強化する免疫賦活療法に用いられてきました。しかし、慢性B型肝炎が急性増悪するなど、肝炎が劇症化する死亡例が報告されたため、現在は黄疸のある患者、肝硬変のある患者、肝硬変の疑われる患者には禁忌となっており、肝機能検査を2週間ごとに行い異常が認められたら、ただちに中止するなど細かな使用上の注意が定められています。そのため、現在では、あまり用いられていないようです。