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妊娠中の母親がB型肝炎に感染していた場合に、その子どもがB型肝炎に感染してしまうことを母子感染といいます。
出産時、赤ちゃんは狭い産道を通過するため体に細かい擦り傷ができますが、その傷を介して母親の血液に触れ、感染する場合があります(産道感染)。母親のHBe抗原が陽性で、かつ適切な防止策が講じられなかった場合、ほとんどのケースで子どもも感染し、このうちの85~90%が持続感染するといわれています。
現在では母子感染防止事業が広く普及したため母子感染はほとんど起きなくなっていますが、かつては母子感染を防ぐ方法がありませんでした。そのため一次感染者である母親から感染してしまった子どもは二次感染者として、給付金の対象になる可能性があります。
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