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B型肝炎ウイルス感染によって発症した活動性肝炎が鎮静化した後、HBe抗原(HBe抗原はB型肝炎ウイルスに感染した細胞から出される物質)が陰性(HBe抗原が陰性の場合は感染している細胞が少ない状態を示す)の状態でB型肝炎ウイルスが再増殖し、再び慢性肝炎を発症する病気です。
B型肝炎ウイルスに感染している人が成人となり、自分の体の中の免疫がウイルスと戦えるようになると、その戦いが原因で活動性肝炎を発症します。その後の経過は、以下の2通りに分かれます。
①セロコンバージョンが発生し、非活動性キャリアとなる
HBe抗原が消失してHBe抗体が出現し(=セロコンバージョン)、B型肝炎ウイルスの増殖が抑制されて肝炎が鎮静化します。体内にB型肝炎ウイルスは存在しますが、肝炎の症状は見られなくなります。
②HBe抗原陽性慢性肝炎へと移行する
セロコンバージョンが起きずに、HBe抗原陽性のままALT(肝細胞内の酵素の数値)が上昇し、慢性肝炎に移行します。原則として、6カ月以上の期間を空けた2度の血液検査において、いずれもALT(GPT)値の異常が認められる場合に診断されます。
HBe抗原陽性慢性肝炎となった後に、セロコンバージョンを起こすこともありますが、年齢が上がるに連れてその確率は下がります。
非活動性キャリアとなった人、またはHBe抗原陽性慢性肝炎へと移行した後にセロコンバージョンを起こした人のうち、一部はHBe抗原が陰性であるにもかかわらず、B型肝炎ウイルスが再増殖して再び肝炎を発症します。B型肝炎ウイルスは、細胞に一回入るとそれを完全に駆除することが現在の医療では難しく、変異したウイルスが増殖することがあるためです。これが「HBe抗原陰性慢性肝炎」です。