B型肝炎の給付金・訴訟の弁護士相談はベリーベスト法律事務所におまかせください。
出生時または乳幼児期にB型肝炎ウイルス(HBV)に感染してB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)になると、無症候性キャリアになります。無症候性キャリアになると、その多くはある時期まで肝炎を発症せず、健康なまま経過します。
もっとも、B型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア)の方についてはほとんどの場合、10歳代から30歳代にかけて肝炎を発症します。一般的には、ほとんどが軽い肝炎であることが多いので、本人は気づかず、検査によって肝炎であることがわかります。
85%~90%の人に関しては、この肝炎は数年のうちに自然に治まり、またもとの健康な状態に戻ります。もっとも、肝炎が治癒したとしても、多くの人はウイルスが身体から排除されないままB型肝炎ウイルス持続感染者(HBVキャリア、無症候群キャリア)となります。
経過でB型肝炎ウイルス持続感染者になった方のうち、10%~15%の人については、治療が必要とされる慢性肝炎を発症します。
慢性肝炎を発症した場合、放置は危険です。自覚症状がないまま肝硬変へと進展し、肝がんを発症することもあるので注意しなければなりません。定期的な検査をしていくことが重要です。